2008/12/23

「100年に一度」を英語で

トヨタ自動車の今期(08/03)の決算が赤字の見通しであると発表されましたが、トヨタの社長は次のように言ったらしいです。

「100年に1度と言われる危機的な状況

これを私のレベルで英訳すると

The situation is so critical that it occurs only once in a hundred years

見たいになっちゃいます。So.. that 構文を使ってみました。

世界各メディアもこのニュースを取り上げています。
NYT : The change in the world economy is of a magnitude that comes once every hundred years.
BBC : …. the current downturn was of a size that came only "once in a hundred years".
さすが。

“is of a size/magnitude” を、関係代名詞thatを使って説明しています。

これらを和訳すると、必ずしもトヨタ社長の言葉通りにはならないのでしょう。

ところで、私訳もNTYBBCも「100年に一度起こる」のところで仮定法のwouldなどを使わず現在形(occurs / comes)を使っています(BBCは間接話法の一部なので cameと過去形になっていますが)。
最初はなんとなく would を使いたくなりましたが、ネイティブ的にはバッドなようです。… is of a magnitude.. のように is は現在形なのでマッチしないのです。


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